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老けて見える?!目元のくすみの原因とは?正しいアイケアについて

目元のくすみがなかなか改善されずお困りの方はいらっしゃいますか。

目元は体の中でも特に、日々の健康状態や生活の状況が如実に出てくる場所です。

また、人とのコミュニケーションにおいて、視覚情報が55%の割合で相手の印象に影響を与える「メラビアンの法則」もあるように、顔、特に目元は他者からの印象で非常に重要な役割を果たします。

若々しく輝いた目元で日々生活したいですよね。

この記事では、そんな非常に重要な目元のくすみについて、原因や予防方法、軽減するやり方について紹介します。

目元がくすむ原因

目元がくすむ原因

目元のくすみには大きく4種類あり、それぞれ発生する原因が異なります。

概要は以下の通りです。

  • 青くま:血行不良
  • 黒くま:コラーゲン不足から生じる皮膚のたるみ、肌の乾燥、角質肥厚
  • 茶くま:摩擦や日焼けによるメラニンの蓄積
  • 黄くま:肌の糖化

それぞれのくすみの原因について詳しく紹介します。

青くま

青みがかったくすみは、目元の血行不良が原因です。

血流が滞ると目の下に通っている静脈の色が青っぽい色や紫がかった色に見えます。

また、血行不良だと血中酸素の量が足りず、血液が暗くなり目元のくすみにつながるのです。

血流が良い状態だとピンクがかった目元に見えるので、血行はくすみに非常に重要な役割を果たすと言えるでしょう。

黒くま

黒っぽいくすみの原因となるのは皮膚のたるみや肌の乾燥、角質肥厚によるものが考えられます。

歳を重ねるごとに、目の周りの筋肉が衰えると、目元にたるみが生じ、影ができて目元がくすんで見える原因になります。

たるみはコラーゲン不足による肌のハリ不足や目の周りにある眼輪筋の衰えが要因となるので、コラーゲンを日々補うことや筋肉を鍛えるトレーニングが効果的と言えるでしょう。

続いて、肌の乾燥も黒いくすみの原因です。

肌から水分が失われると、光を反射しなくなり、肌がくすんでいるという印象になってしまいます。

そのため、日々の保湿や美容クリームの使用が欠かせません。

最後に、角質肥厚という現象も黒いくすみの原因です。

通常の肌は、ターンオーバーという細胞が一定の周期で入れ替わるメカニズムにより、キメのある肌を維持しています。

しかし、血行不良や冷えによりターンオーバーが乱れると、古い角質が肌に残り、皮膚が厚くなる現象が発生するのです。

以上の「角質肥厚」により、肌のキメが失われ、結果くすみにつながります。

茶くま

茶色っぽいくすみは、摩擦や日焼けによる色素沈着が大きな要因になります。

色素沈着とは、摩擦や紫外線により、メラノサイトという名前の細胞がメラニン色素を大量に作り出してしまい、皮膚が黒ずむ現象のことです。

メラニン色素が沈着した部分は、健康的な肌色ではなくメラニン色素の茶色っぽい色に見えてしまいます。

黄くま

黄色がかったくすみの原因は肌の「糖化」と呼ばれる現象によって発生します。

糖化とは、老化現象の一つで、体の中でタンパク質が糖と結びつき、老化物質を生成する反応のことです。

糖化が起こると、肌や髪の老化の原因になります。

通常は運動不足や糖分の摂りすぎによって発生する現象で、最近はアンチエイジング治療において糖化を防ぐ「抗糖化」が注目を集めているほど重要なキーワードです。

肌で糖化が発生すると、黄色味がかった老化物質が蓄積することで肌が不健康な黄色っぽい色にくすんで見えてしまいます。

目元がくすむデメリット

目元がくすむデメリット

目元がくすんでいると、自分の気持ちの持ちようや他者に与える印象に影響が出てしまうかもしれません。

目元のくすみにどのようなデメリットがあるのかを解説します。

老けて見える

歳を重ねても美しさを保っている芸能人やモデルの方々を見ると、目元の若々しさが際立っていると感じられるのではないでしょうか。

人の印象は顔の中でも特に目元が重要な役割を果たすため、目元がくすんでいると実年齢より上に見られてしまう恐れがあります。

疲れた印象を与える

目元にくすみがあると、顔色が悪く見えるので、老けて見えるのと同様に相手に疲れた印象を与える可能性があります。

くすみをカバーするためのメイクで、負のサイクルに陥る

日々のメイクでくすみをカバーするのも一つの有効な対処法です。

しかし、適切なクレンジングやメイク方法を行わないと、メイクで肌に負荷がかかり、くすみが悪化、さらにカバーするためにメイクをして悪化する、といった負のサイクルに陥る可能性があります。

目元のくすみの対処方法

目元のくすみの対処方法

目元のくすみは適切な対処方法を講じることで、ケアすることができます。

くすみの種類によって有効な対処法が異なるので、先ほど紹介したくすみごとの原因を見ながら適切な対処法を試してみてください。

マッサージやツボ押しを行う

マッサージやくすみに効くツボを押すことで、青くすみに効果的な血行促進効果が期待できます。

目元のくすみに効果的なマッサージの手順

  1. 両手の人差し指と中指の腹部分を下まぶたの目尻寄りに置く
  2. 目尻から目頭、鼻筋、上まぶたにかけて一周やさしくマッサージする
  3. 5回繰り返す

この際、力を入れすぎると摩擦が生じ新たなくすみの原因になるので、力はなるべく抜いて行うようにしてください。

目元のくすみの原因になる血行を促すと同時に、普段目を酷使しており眼精疲労にお悩みの方にも効果的なマッサージです。

目元のマッサージとともに顔全体や首周りまでマッサージを行うと、さらに広範囲で血流が流れより効果が高まるでしょう。

目元のくすみに効くツボ押し

今回は目のくすみやたるみなどに効果が期待できるツボを2つ紹介します。

ただし、ツボを押す際には力加減に注意が必要です。

目元は非常にデリケートな部分なので、強く押すと赤みが出たり目に影響が及ぶ可能性があります。

そのため優しく押すようにしてください。

「太陽」のツボ押し

太陽のツボとは目尻と髪の生え際の中間にある窪んだ部分にあるツボのことです。

代謝や血液循環を促してくれるので、血行不良からくる青いくすみに効果が期待できます。

押す時は、ツボの上に指を置き、優しく円を描くように動かしながら10回ほど軽く押して刺激しましょう。

「攅竹(さんちく)」のツボ押し

攅竹のツボは眉頭から少し下がったところのくぼみにあります。

血行促進に効果があるので、目元の血色を良くし、くすみを和らげられるでしょう。

押す時は、親指の腹を使い、上に持ち上げるように押し5秒キープし離す、という動作を5回繰り返します。

蒸しタオルで血行を改善する

蒸しタオルで目元を温めることで血行が促進されます。

これは血行不良によって発生する青くすみに効果的です。

以下で蒸しタオルによるケアの方法を紹介します。

  1. 水やぬるま湯でタオルを濡らし、電子レンジで30秒~1分温める
  2. 洗顔を済ませた目元に蒸しタオルを乗せる
  3. 1~2分ほど、タオルが冷めるまで乗せる

蒸しタオルを目に乗せる際は、火傷に十分注意しましょう。

お風呂ぐらいのじんわり暖かいくらいの温度に冷ますのがおすすめです。

適切なアイメイクでカバーする

くすみを隠すために、むやみに濃い色のカバー下地を使っていませんか。

シミを隠したい場合はワントーン暗い色のカバー化粧品を使いますが、実はくすみは種類により、隠れやすいコンシーラーやファンデーションの色があります。

例えば青いくすみにはオレンジ色が、茶色いくすみには黄色系のコンシーラーが隠れやすいです。

これらの化粧品でのカバー方法については「目元のくすみをカバーするメイク方法」の章で紹介します。

アイケアサロンに行く

上記のやり方を試してもなかなかくすみが改善しないような時は、アイケアサロンに行くこともおすすめです。

目元のくすみとアイケアサロン、一見つながりが薄いように感じるかもしれませんが、実はとても密接な関わりがあります。

アイケアサロンは目元の血流を促進する専用器具を使ってマッサージしてくれます。

凝り固まった眼輪筋がほぐされることにより、血の巡りが良くなり血色の良い肌へとつながるでしょう。

どのアイケアサロンかお悩みの方は施術実績25万人をほこる目の美容院へ是非ご相談ください。

目の美容院は目だけでなく体までマッサージするプランが豊富なのが強みで、全身の血行を促進することで高いくすみ改善を目指すことができます。

お客様一人一人の目の悩みに合わせて施術しますので、まずはお気軽にご相談ください。

目元のくすみをカバーするメイク方法

目元のくすみをカバーするメイク方法

くすみの原因となる生活習慣などを見直し、予防していくことも重要ですが、適切なカバーで目元を明るく見せることも効果的です。

しかし、適切なメイク方法を知らないと、逆に肌がくすんで見えてしまうかもしれません。

ここでは若々しく見せるために意識したいポイントを紹介します。

コンシーラーは肌に軽く乗せ、ゴシゴシ塗り込まない

コンシーラーでくすみを隠すことは重要ですが、多量を塗りこんでしまうと逆に肌がくすんで見えてしまいます。

コンシーラーは適切な量を隠したい位置に乗せ、ぽんぽんと軽く叩くようにして広げましょう。

パールの入ったハイライトで仕上げる

肌が光を反射しないと、くすんだ印象になってしまいますよね。

そのため、メイクの最後にパール入りのハイライトやパウダーを入れることにより、光の反射が生まれくすみをカバーすることができます。

目元のくすみの予防方法

目元のくすみの予防方法

目元のくすみは、日頃の生活を見直すことで発生そのものを予防することができます。

手術など大掛かりなものが必要なのではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、日々のちょっとした意識で予防できます。

この章ではくすみを防ぐ方法について詳しく紹介します。

くすみに効果のあるスキンケアを行う

目元は皮膚が薄いため刺激に弱いのにも関わらず、普段紫外線に非常に晒されやすい部位です。

そこで、普段から肌の保湿力を高めたり、メイクで加わった刺激をケアする化粧品を使用することでハリのある肌が作られ、くすみをケアできます。

茶色いくすみの原因となるメラニンの排出を促す効果がある美白化粧品なら、予防だけでなく、くすみの軽減が可能です。

クレンジングを欠かさず行う

疲れてメイクを落とさず寝た経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

メイクを落とさず放置してしまうと、色素沈着からくるくすみの原因になります。

メイクはなるべくその日中に落とすのがおすすめです。

また、クレンジングのやり方にも注意しましょう。

クレンジングをする際、手で目元を擦ってしまうと、摩擦が生じくすみにつながる危険があります。

そのため、メイクを落とす際は力を入れずに優しく落とす、リムーバーであらかじめメイクを落とすことで肌への負担を減らす、などの対応をしましょう。

デジタル機器を使いすぎない

日々の仕事でパソコンを長時間見ているのに加え、プライベートでもスマホを長時間触るなど、ブルーライトにたくさん晒される生活を送っている方も多いのではないでしょうか。

スマホやパソコンを使いすぎると、目の周りの筋肉が凝り固まり、血行不良になって青くすみにつながります。

1日の使用時間を決める、定期的にマッサージをして凝りをほぐすなど、目の健康を保つ意識が大切です。

健康的な食事をする

日常的に糖分や脂質過多な食事を摂っていると、肌の糖化を引き起こしたり、肌の老化の原因になったりします。

そのため、糖分や脂質の量は規定量を意識し、ビタミンやミネラルを多く取り入れた食事を心がけましょう。

十分な睡眠・運動を行う

黄色っぽいくすみを引き起こす肌の「糖化」や角質肥厚は、睡眠不足が大きな原因の一つです。

そのため、日々の十分な睡眠は肌のターンオーバーや糖化を防ぐタンパク質の合成に欠かせません。

体全体の健康を保つためにも、6時間~8時間の睡眠を取ることを意識しましょう。

また、適度な運動を日々行うこともくすみ予防に効果があります。

なぜなら運動を行うことにより、肌のターンオーバーを促進する成長ホルモンの分泌が促される効果や、運動により分泌される「マイオカイン」という物質が皮膚に対しポジティブな影響を与える研究報告があるためです。

紫外線対策をする

肌が紫外線に当たると、メラニン色素が生成され茶色いくすみの原因になってしまいます。

そのため、日々日焼け止めを欠かさず塗ることや日傘等で紫外線を防ぐ対策を行うことが非常に重要です。

また、塗る日焼け止めも吟味しましょう。

SPFやPAが高いものは紫外線を防ぐ効果が期待できますが、その分肌への刺激も大きくなります。

肌への刺激はくすみの大きな原因の一つなので、紫外線対策が逆効果にならないためにも個人のライフスタイルに合わせて適切な数値の日焼け止めを選ぶようにしましょう。

まとめ

目元のくすみの原因やできてしまった場合の対処方法、予防方法などを紹介しました。

くすみと一言で言っても原因ごとにさまざまな種類があり、有効な対処方法も異なります。

くすみにお悩みの方はまず自分のくすみがどの種類なのかを見極めることが大切です。

不明点があったり、対策を行っても改善が見られなかったりする場合はアイケアサロンに相談してみるのがおすすめです。

アイケアサロンは自宅ではできない本格的な器具を使って目元のくすみに効果的なマッサージをしてくれるのに加え、お客様一人一人のお悩みに親身に向き合います。

どのサロンに行けばいいかわからない方は、25万人もの豊富な施術実績と疲れ目ケア専門セラピストの施術が受けられる「目の美容院」にぜひご相談ください。

2024.8.1

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