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朝起きたら目がむくんでいた!むくみの原因や対処方法について

朝起きたら目がむくんでいてびっくりした経験はありませんか。

目のむくみは見た目や化粧ノリにも影響するので、むくんでいると一日を気持ちよく始めることができなくなってしまいますよね。

そこでこの記事では、目のむくみの原因や予防法、解消法について詳しく説明します。

日常生活が起因の目がむくむ原因

日常生活が起因の目がむくむ原因

目がむくむ原因としては、生活習慣など日常生活が原因のものと病気が原因のものに分けられます。

まずは日常生活が起因となって生じるむくみの原因について紹介します。

塩分の摂りすぎ

塩分を摂りすぎると、体は塩分濃度を下げるために水分を溜め込んでしまいます。

それによりむくみが生じやすくなります。

特に夕飯などで多くの塩分を摂取すると、体内に排出される前に眠ってしまい翌朝のむくみにつながります。

運動不足や冷えによる血行不良

運動不足や冷えによって血流が滞ると、体内の老廃物や不要な水分が体外へ排出されにくくなります。

特に、普段デスクワークなど座って仕事をすることが多い方は運動不足にも血流の停滞にもつながりやすいので注意が必要です。

月経前

女性は月経前に月経前症候群(PMS)と呼ばれる精神的・身体的症状が現れることがあります。

代表的な症状としてイライラや眠気、倦怠感などがありますが、特に月経前は黄体ホルモンと呼ばれるプロゲステロンの影響で体に水分が溜まりやすくなり、むくみにつながります。

【参考】月経前(黄体期)の過ごし方を見直そう。むくみを抑えてPMS(月経前症候群)の症状を軽減(公益社団法人女性の健康とメノポーズ協会)

目元に摩擦による負荷がかかっている

花粉の季節につい目を擦ったり、クレンジングの際に力を入れてアイメイクを落としたりしていませんか。

目元に摩擦による負荷がかかると、炎症を起こして腫れぼったくなったり、血管から水分が漏れることによりむくみにつながったりします。

病気が原因の目のむくみ

病気が原因の目のむくみ

以下で紹介するような目のむくみの解消法や予防法を試しても改善されない場合や、慢性的にむくみが続く場合は、生活習慣ではなく何かの病気がむくみの原因となっている可能性があります。

腎臓

腎臓病になると、体内の水分や塩分調整機能が低下し、水分が溜まってしまいます。

足や顔にむくみが出やすいと言われており、特に朝は顔にむくみが出やすいです。

浮腫んだ部分を押してみてもなかなか元に戻らない場合は、腎臓病の可能性もあります。

【参考】腎臓病の予防法について(一般社団法人全国腎臓病協議会)

甲状腺

甲状腺眼症という眼球周辺の志望や外眼筋に炎症を起こす病気に罹患すると、眼瞼浮腫の症状が出ることがあります。

また、甲状腺の病気の一つであるバセドウ病でも目のむくみが出る場合があります。

【参考】甲状腺眼症とは(医療法人社団済安堂井上眼科病院グループ)

心臓

不整脈という心臓の拍動が乱れる病気になると、全身の血流がうまく回らなくなるのでむくみなどの心不全の症状が現れます。

むくみがなかなか改善されない、胸がドキドキする、といった場合は心臓が原因の可能性があります。

【参考】不整脈の症状は?(一般社団法人日本循環器学会)

まぶたの炎症

眼瞼炎という炎症を起こした場合でも、目のむくみや腫れが生じることがあります。

原因としては感染性のものとアレルギー性のものがあり、感染性だと痛みが、アレルギー性だと強い痒みが生じることが多いです。

目のむくみを防ぐ方法

目のむくみを防ぐ方法

目のむくみは普段の生活をいくつか改善すれば防げられることが多いです。

普段の食事で塩分を摂りすぎない

目がむくむ原因の章で説明したように、塩分を多く摂ると体内に水分を溜め込む働きが生じてしまいます。

防ぐためには、普段から塩分量を意識しできるだけ減塩を心がけることが大切です。

例えば、一つの指標として、厚生労働省が発表している1日の目標摂取量があります。

基準としては成人男性で1日7.5g未満、成人女性で1日6.5g未満と設定されています。

減塩のためにこの指標を一つの目安とすると良いでしょう。

【参考】日本における食塩摂取量の現状と減塩推進への課題~日本高血圧学会の取り組みを中心に~(厚生労働省)

適量の水分を取る

体内の老廃物を適切に排出するには、多すぎず少なすぎない水を摂取することが大切です。

適量は体重などによって異なりますが、人間が1日に排出する水分量が約2.3Lと言われているため、1日2〜2.3Lの水をこまめに摂取すると良いでしょう。

体を冷やさないようにする

体が冷えると血流が滞り、老廃物や余分な水分が体内に残ったままになっていまいます。

これを防ぐには体を温め、血流を促すのが効果的です。

そのため、なるべく毎日湯船に浸かる、毎日の運動習慣をつけるなどして、体を冷やさないようにしましょう。

むくみに効く食べ物を意識的に摂取する

むくみには、細胞の水分量を調整する働きを持つカリウムが効果的と言われています。

そのため、むくみ予防のために普段の食事でカリウムを含む食べ物を積極的に食べるようにすると良いでしょう。

カリウムを豊富に含む食材の代表例としては海藻、バナナなどのフルーツ類、イモ類などがあります。

これらの食材で減塩を意識しながら摂ることで、むくみ予防が期待できます。

また、ビタミンB1もむくみ改善に効果的と言われているので、ビタミンB1が豊富な豚肉や大豆もおすすめです。

加えて、利尿作用がある食べ物を摂ることで体内の水分量や塩分量が調整できます。

そのため利尿作用のあるきゅうりやスイカなどのウリ科の食べ物や果物を意識的に食べましょう。

保湿を行う

目の周りは体の中でも特に皮膚が薄く、ちょっとしたことで炎症が起こりやすい部位と言えます。

炎症が起こると腫れやむくみにつながるので、日々の保湿を欠かさず行い水分量を保つことが大切です。

目のむくみを解消する方法

目のむくみを解消する方法

減塩やカリウムを意識した食事や規則正しい生活など、むくみ予防につながる生活をしていてもむくみが生じる場合もあるでしょう。

そうした際に効果的なむくみ解消の方法を紹介します。

ツボ押しマッサージを行う

むくみに効果的なツボには「晴明」や「瞳子髎」「魚腰」があります。

ツボ特徴
晴明目頭と鼻の付け根の間のくぼみにあるツボです。
指で押してほぐしましょう。
瞳子髎眉毛中央のくぼみにあるツボです。
指で優しく回すようにしながらほぐします。
魚腰目尻から指一本分外側にあるツボです。
強すぎない力で押しながらほぐしてください。

この3点のツボをほぐすことで目のむくみ改善が期待できます。

計3セットを続けて行いましょう。

蒸しタオルと冷やしタオルで血行を促進する

蒸しタオルと冷やしタオル(保冷剤や氷でも代用可能)で温冷を交互に目元に与えることで血行促進効果が期待できます。

血行が促されることで目のむくみ解消につながる仕組みです。

<手順>

  1. 水で濡らしたタオルを電子レンジで500W30〜50秒温める
  2. 30〜60秒まぶたにタオルを当てる
  3. 冷たい水で濡らしたタオルやハンカチで包んだ保冷剤などを使って30〜60秒まぶたを冷やす
  4. 1〜3を2、3セット繰り返す

アイケアサロンに行く

上記で紹介したようなセルフケアでなかなか効果が出なかったり、自分で行う時間がなかったりする方はアイケアサロンもおすすめです。

アイケアサロンでは、目元の血流を促進する専用器具を使ってマッサージしてくれるのでセルフケアよりも効率的にほぐすことができます。

どのアイケアサロンかお悩みの方は、25万人の施術実績がある「目の美容院」がおすすめです。

目の美容院は目だけでなく体までマッサージするプランが豊富なのが強みで、全身の血行を促進することで目のむくみだけでなく全身の疲れも軽減できます。

お客様一人一人の目の悩みに合わせて施術しますので、まずはお気軽にご相談ください。

まとめ

ここまで目がむくむ原因や予防法、むくんでしまった際の対処法について紹介しました。

目のむくみには、生活習慣に起因する場合と、病気が原因の場合があります。

予防するために減塩を意識した食事やこまめな運動で血流を良くすることを心がけましょう。

それでも改善されない場合は病気の可能性もあるので病院の受診を検討してみてください。

自分のライフスタイルに合わせた対策を講じて、むくみのないすっきりとした目元を目指しましょう。

目のむくみ改善にはアイケアサロンもおすすめです。

どのサロンがいいか迷った方はぜひ目の美容院にご相談ください。

豊富な施術実績と疲れ目ケア専門セラピストの施術でむくみ改善をサポートします。

2024.8.1

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