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COLUMN

パソコンなどディスプレイによる目の疲れ対策とは?疲れ目を和らげる方法について

仕事で平日長時間パソコンなどのディスプレイを見続けることにより、目の疲れ・体の不調を感じる人が増えています。

この不調を放置すると、仕事や日常生活に支障が出たり、病気になってしまう場合もあるので、日頃から対策やケアを行うことが大切です。

そこで、この記事では、デジタル機器の使用からくる目の疲れへの原因や対策、疲れを和らげる方法を紹介します。

ディスプレイの長時間使用で目が疲労する原因

ディスプレイの長時間使用で目が疲労する原因

パソコンなどのディスプレイを長時間見ていると、目が乾いたり、目の周りから肩にかけての筋肉が凝ったりした経験がある方もいらっしゃるでしょう。

なぜそのような目の疲労が生じるのか解説します。

目の乾き(ドライアイ)

ブルーライトを発する機器を使用していると、通常よりも瞬きの回数が減ります。

人間は瞬きによって目に十分な水分量を保っているため、瞬きが減ることで目の乾燥が起きやすくなるのです。

【参考】ドライアイによる眼精疲労(公益社団法人日本眼科医会)

目の周りの筋肉が凝り固まってしまう

ディスプレイを凝視することにより、目のピントを常に合わせている状態になります。

このピントを合わせる機能に使われる毛様体筋が常に緊張状態になるので、目の疲れが誘引され、目の痛みや肩こり、頭痛などの原因になります。

ブルーライトの影響

ブルーライトの影響

「ブルーライトは目に悪い」と言われがちですが、具体的にどのような影響が出るのかイメージしにくい方も多いのではないでしょうか。

眼精疲労の原因になる

パソコンなどのデジタル機器から発されるブルーライトは、非常に強いエネルギーを持つ可視光線で、角膜や水晶体で吸収されず網膜まで届き負担をかけるため、眼精疲労につながります。

つまり、パソコンなどを使用している間は常に目に負担がかかった状態なのです。

ブルーライトにより目が疲弊すると、目のかすみや痛み、頭痛、肩こり、イライラなどさまざまな症状の原因になります。

睡眠リズムが乱れる

ブルーライトによる強い刺激を浴びると、睡眠を促すメラトニンと呼ばれるホルモン分泌が抑制されます。

メラトニンは一般的に体内時計と呼ばれる体内リズムを正常に動かす働きを担っています。

そのため、夜になってもブルーライトで脳が活性化したままになることで睡眠の質が落ちてしまうのです。

【参考】健康づくりのための睡眠ガイド2023(厚生労働省)

目を疲れにくくするための対処法

目を疲れにくくするための対処法

ブルーライトによる刺激をできるだけ避けるのが理想的ですが、昨今はパソコンを使わないと仕事が成り立たない人も多いでしょう。

そのため、デジタル機器を使う際にできるだけ目や体に負担がかからないように対策を行うことが大切です。

以下でいくつかピックアップして紹介します。

ブルーライトをカットする保護フィルムやメガネを使う

「デジタル機器が仕事や勉強をする上で欠かせない」という方は多いでしょう。

ブルーライトによる刺激を最小限に抑えるために、ブルーライトカットのフィルムを液晶に貼ったり、ブルーライトカットメガネを使用するのがおすすめです。

また、ブルーライトを抑制する表示モードが搭載されている製品も増えているため、積極的に活用すると良いでしょう。

ディスプレイを見る姿勢を見直す

デジタル機器の液晶を見る際、猫背になっていたり、近い距離で画面を見たりしていませんか。

正しい姿勢で使用しないと、体に余計な負担がかかり眼精疲労につながります。

厚生労働省のVDTガイドラインでは、椅子に深く座り、足裏全体が床に接するように座ることや、ディスプレイと目の距離を40cm以上開けることなどを推奨しています。

また、画面の明るさが適切でないと目に負担をかけることになるので、輝度を調整することも有効です。

目の疲れを和らげるための方法

目の疲れを和らげるための方法

なるべく目の疲れが出ないよう対策を施しても、毎日使うとどうしても疲れが生じるでしょう。

そういった際に有効な目の疲れを和らげる方法を紹介します。

適度な休憩を挟む

長時間連続してブルーライトを浴び続けるほど、目に与えるダメージも大きくなります。

そのため、長時間の作業を避け、こまめに休憩を取り、目を休ませることが大切です。

パソコンなどのデジタル機器を使用する際の注意点などをまとめた厚生労働省の「VDTガイドライン」においても、1時間作業したら10分~15分程度の休憩を挟むよう、指針が出されています。

また、酷使した筋肉を休ませるためにも最低6~7時間の睡眠を取りましょう。

【参考】情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン(厚生労働省)

アイケアサロンで施術を受ける

自分で目の疲れに効くツボ押しやマッサージを行うことも一定の効果が期待できますが、マッサージのプロによる施術を受けることでより疲れ目を和らげることができるでしょう。

どのサロンに行くか迷った際は、アイケアサロンの「目の美容院」がおすすめです。

目の美容院は、25万人もの豊富な施術実績からお客様一人一人の目の悩みに寄り添ってケアを行います。

また、体もまとめてマッサージしてもらえるので眼精疲労からくる全身の凝りにお悩みの方にぴったりのサロンです。

眼科を受診する

一連の疲れ目ケアを行なっても眼精疲労が回復しなかったり、目の不調が残ったりする場合は眼科を受診しましょう。

目の不調の原因がブルーライトによる眼精疲労ではなく、緑内障などの病気である可能性があるためです。

緑内障になると、目のかすみや頭痛、目の痛みなど、一見疲れ目の症状と類似した症状が現れる場合があります。

悪化すると失明などにつながる危険があるため、定期的な眼科の受診をおすすめします。

【参考】よくわかる緑内障―診断と治療―(公益社団法人 日本眼科医会)

まとめ

ここまで、パソコンなどのディスプレイによる目の疲れを予防する方法や疲れを和らげる方法を紹介しました。

多くの人にとって不可欠な存在であるデジタル機器と上手く付き合っていくためには、適度な休憩を取ることや、ブルーライトによる刺激から目を守ることが大切です。

目の疲れを定期的に取る方法としてアイケアサロンがおすすめです。

アイケアサロン「目の美容院」では、疲れ目ケア専門セラピストが丁寧に目の疲れを和らげる施術を行ってくれます。

目だけでなく全身のツボ押しなど幅広いコースが用意されているので、気になった方はぜひお気軽にご相談ください。

2024.8.1

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