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COLUMN

目を休める習慣

職場ではパソコンなどのOA機器が普及し、家庭ではパソコンやスマートフォンでインターネットの利用やオンラインゲームが日常的になりました。
通勤や移動の電車の中では本や新聞ではなく、スマートフォンで電子書籍や映画・YouTubeなどの動画を見て過ごすようになりました。ほんの一昔前とは比較にならないほど、私たち現代人は眼を酷使しています。

長時間パソコンやスマートフォンなどを使用していると、眼の奥が痛くなったり、眼に重苦しさや圧迫感を感じるときがあります。眼の疲れがひどくなると、こめかみから頭が締めつけられるような頭痛や肩こり、めまいや胃もたれなどの症状もあらわれます。

東洋医学では、一般に「眼は五臓の精華である」といわれています。内臓に異常があれば目に表れ、その逆に眼の疲れは内臓にも悪影響を及ぼすということなのです。

目の疲れを予防することで、内臓のケアもできる!健康のためにも、目を休める習慣を取り入れましょう。

1、しっかり睡眠をとる
2、目のパチパチ運動をする
3、遠くを見て、目の緊張をほぐす
4、目を温める
5、目の周りをマッサージする

【参考】
<目のパチパチ運動>
両目をギュッと瞑ってから、ぱっと開く運動を2~3回繰り返します。近距離を見続けると目の周りが凝り固まってしまうため、パチパチ運動で目周りをほぐしましょう。

<目を温める>
市販のアイマスクや、温かいタオル(濡らしてレンジで温めると簡単です)を目の上にのせると血流がよくなり気持ちいいです。リラックスにもおすすめです。

<目の周りをマッサージする>
主要の3つツボを刺激すると眼の疲れが和らぎます。

①両手の親指の腹で、攅竹(さんちく:眉頭の下)のツボを上に向かって押します。

②人差し指で、承泣(しょうきゅう: 瞳孔の真下、骨の縁のくぼみ)のツボを軽く押します。

③両手を合わせて鼻を挟み、人差し指で、睛明(せいめい: 目頭の先端付近)のツボを押します。

現代は眼を酷使する環境にあり、目の疲れを放っておくと身体の不調にも繋がります。目の疲れを軽く考えないで、定期的な目のメンテナンスがおすすめです。

2020.9.27

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