コロナ禍で思うように外出ができない今、ついついスマホと見つめ合う時間が増えてはいませんか?
寝る直前までスマホを眺めているという方も少なくないのではないでしょうか。
しかし、スマホと向き合う時間が長くなるほど悩まされるのが目の疲れです。
以前よりも目が疲れやすくなったと感じている方も多いと思います。
そこで今回は、
などをお伝えしていきます。
目の疲れを回復させる方法を見ていきましょう。
目が疲れてしまう1番の理由は目の使い過ぎでしょう。
スマホの見過ぎもそうですが、パソコン作業など目を使う作業をした後は、目の疲れを感じると思います。
目が疲れたと感じたら目を休ませるのが1番です。
じーっと画面を見ていたせいでドライアイとなり、目薬に頼る方も多いですよね。
このように目を労わる対処をして、疲労が和らいでいけばいいのですが、目を休ませても疲れが回復していかなければ「眼精疲労」という日常生活に支障をきたしてしまうものが起きているかもしれません。
「眼精疲労」にはいくつか種類があるので、次の項目で詳しく解説をしていきます。
目の疲れや「眼精疲労」の種類は大きく4つに分けることができます。
それぞれ1つずつ見ていきましょう。
目の疲労の要因として1番多いものです。
スマホやパソコン作業は想像以上に目に大きな負担を掛けています。
「疲れたな」と感じたらすぐに目を休ませるか、疲労回復に効くマッサージなどを行ってみてください。
目の疲れを放っておくと「眼精疲労」のようになかなか回復が難しくなってしまうかもしれません。
目の疲れを感じる裏には目の疾患が隠れている場合もあります。
ドライアイもその1つです。
涙の量が減って眼球が乾燥することで、疲れや違和感、痛みなどを引き起こします。
目の酷使でもドライアイは起こりますが、疾患が理由で起きることもあるようです。
人の目には多数のマイボーム腺と呼ばれるものがあり、目の乾燥から瞳を守る脂質を分泌しています。
しかし、化粧品のカスなどでマイボーム腺が塞がれると、うまく脂質が分泌できなくなり、マイボーム腺炎が起きてしまうのです。
こうした理由からドライアイに悩まされる人もいるようです。
他にも、白内障や斜視など目の疾患が理由で目の疲れが起きることもあるので、なかなか疲れ目が改善しない場合は眼科を受診してみてください。
体調が悪くても目の疲れが起きることもあります。
風邪などで免疫が落ちている時も、目の疲れを感じるなど見え方に違和感を感じることもあります。
意外と多いのが女性ホルモンの影響です。
PMSの症状にも疲れ目はあり、生理前になると目の不調を訴える方もいます。
また更年期障害でも目に影響が出てきます。
一見関係がないように感じる女性ホルモンも、目とは深い繋がりがあるということが見えてきますね。
目は自律神経と深い関わりがあります。
ストレスが溜まってくると、自律神経が乱れて目の疲れを感じるといったケースは珍しくありません。
目の疲れが溜まり「眼精疲労」のような状態になると、感じる症状は目の疲れだけに留まらなくなってしまいます。
など、症状は全身に及ぶことがあります。
ここまでの症状が出てしまうと、日常生活に支障をきたしてしまいますよね。
理由が目の疲れにあるとは気づかずに、内科や脳神経外科を受診してみるも異常は見つからないのに、気になる症状が消えないといった良くないループに陥ってしまうこともあります。
まずは、なぜ目の疲れが起きているのかを探っていく必要があるでしょう。
前の項目で目の疲れが起きる理由は様々だとお伝えしましたが、理由がどこであれ、その原因を突き止めてケアことが大切です。
目の疲れの自覚症状があるとつらいですよね。
そこで、自宅で簡単に行える目の疲れを取るマッサージ方法をご紹介します。
その際にツボを刺激するとより効果的なので、目の疲労に効くツボの箇所をお伝えしていきます。
画像でいうと睛明(せいめい)の辺りです。
つまむように親指と人差し指で加圧したら、上へと押し上げるように5回程度プッシュしてみてください。
血流が良くなり目の回りがスッキリとしてきます。
先程の睛明(せいめい)の辺りに窪みがあるはずです。
疲れ目にはとてもよく効くツボですよ。
窪みの箇所を見つけたら優しく10回程度加圧してみましょう。
画像でいうと、眉頭の窪んだ部分に当たる攅竹(さんちく)辺りから、こめかみにかけて優しくなぞるように加圧していきます。
こちらも10回ほど繰り返していきましょう。
このマッサージも血流を良くしてくれます。
マッサージ後は目の開きが良くなったのを実感して頂けるはずです。
こめかみ辺りにはツボが密集しています。
眉毛のマッサージをした後に、こめかみを優しく10回程度加圧していきます。
下から上へと持ち上げるように人差し指でプッシュしてみてくださいね。
目の疲労回復だけでなく、リフレッシュさせてくれる効果も期待できます。
目の疲れが起きてしまう理由や、その背後に隠れているかもしれない病気などをお話ししてきました。
大切なことは目の疲れを長引かせないことです。
疲れたなと思ったら、当記事で紹介したようなマッサージを取り入れたり、目を安ませるなどして早めの回復を図っていきましょう。
それでもなかなか疲れが改善しないと感じたら眼科を受診して、目の疲れに効く目薬を処方してもらったり、目の病気が隠れていないかを診てもらうと安心できますよ。
2021.2.23