あなたは誰かの顔を見る時に、まずどこに目がいきますか?
顔、ヘアスタイル、目…など視線は顔周りに集まることが多いと思います。
もちろんそれは他の方も同様で、大抵の場合顔周りの印象を良くしておくことが、第一印象を良くするためのポイントだと言えるでしょう。
特に顔の中で目がいくのが、目元ではないでしょうか。
今はコロナ禍でマスク生活を送っており、口元がなかなか見えませんが、目元だけでも大きく見開いたり細めたりする表情で、相手の感情が伝わってきますよね?
目は自分の気持ちを伝えたり、相手に印象づけるのに、大きな役割を果たしていると言えます。
そこでやはり気になるのが「目力」。
では魅力な目元を作っていくには、どうしたらいいのでしょうか。
今回はそんな目力をアップさせる方法をお伝えしていきます。
人と話をする時、目を見て話すという方は多いですよね。
特に今はコロナ禍ということもあり、顔の半分はマスクで隠されているので、余計に視線が目元に集中することが多いです。
元々「目は口ほどに物を言う」と言われるように、目元の印象はその人を印象付ける大切なポイントでしたが、今はそれがより強調されてきているでしょう。
パッと見た時の第一印象は目元によって決めると言っても過言ではありません。
では、どのような目元だと印象が良くなるのでしょうか。
自社で実施したアンケート結果では、
これらが魅力的だと感じるという結果が出ています。
魅力的な目だと感じさせるには、目力が大切ということが分かりますね。
目力が第一印象を良くするのに重要な意味合いを持つことが分かりましたが、加齢と共にまぶたが下がっていき、目の印象が変わってしまうことをご存知でしょうか?
状態によっては、若い時と比べて約20%近くも目が小さくなったように見えてしまうこともあります。
ただ目が小さくなったように見えるだけでなく、まぶたが厚くなり腫れぼったくなるため、
など、マイナスな印象を抱かれやすくなってしまいます。
よく、歳をとると皮膚が下がり、目尻も下垂してくると言いますが、相手が受ける印象まで悪くなってしまうのはちょっと困ってしまいますよね。
加齢とともに重力で皮膚が下がってきてしまうというのことももちろんありますが、目が小さく見えてしまう原因は他にもあります。
目が小さく見えてしまう3つの原因について見てみましょう。
ひとつずつ詳しく解説していきます。
パソコンやスマホからブルーライトと呼ばれる光が出ていることはよく知られていますよね。
ブルーライトは目の網膜にダメージを与えてしまうと言われています。
そんなブルーライトに長時間曝されていると、疲労が蓄積していって「眼精疲労」と言われる症状が出てくることもあります。
目が疲れると、目の周りの筋肉が凝り固まり、血流が悪くなってくることで、目の開きにも影響が出てきてしまいます。
なるべく長時間作業するのは避けて目を休ませることも大切ですが、パソコン用メガネをしたり、画面にはブルーライトカットのフィルムを貼るのがおすすめです。
ブルーライトカットで目の疲れが変わる?ブルーライトを抑えるおすすめの眼鏡5選 >
目が疲れたり、花粉症などで目が痒くなると、目元を手でゴシゴシとこすってしまう癖のある方は多いのではないでしょうか。
しかし、この行為はNGです。
まぶたには「ミュラー筋」というまぶたを支えている筋肉がありますが、過度な刺激が加わると段々と筋力が弱まってきてしまうことがあります。
「ミュラー筋」が弱まるとまぶたの重みを支えきれなくなり、垂れ下がってきてしまうため、なるべく目をこすり過ぎないよう意識が必要です。
また、目元の皮膚は薄くてデリケートなため、刺激をすると色素沈着を起こしてクマができてしまい、暗い印象を与えてしまいます。
特に花粉症の時期など、無意識にかかないように気を付けましょう。
「目の開きと姿勢?」と感じる方も多いかと思いますが、実は姿勢の悪さによって目が小さくなってしまうこともあるのです。
姿勢が悪くなると骨格が歪んでしまい、筋肉の使い方も正常ではなくなるため、表情筋の使い方にも影響が出てきてしまいます。
まぶたの筋肉が緩んできたら、目の開きが悪くなってきてしまうので、姿勢を整えることは目力アップに関係してくるのです。
普段から姿勢に気を付けることはもちろんですが、日常生活の中で運動量を増やして、筋力UPも目指していきましょう。
目力がアップすることで得られるメリットは、第一印象が良くなることが挙げられますよね。
その他にも様々あり、
など、目を大きく開くメリットは多くあります。
ビジネスシーンでも目力があった方が印象に残ったり、訴求力があると言われているので、目力を鍛えて損はないと言えるでしょう!
自力で簡単に行える目力アップの、おすすめトレーニング方法を3つご紹介していきます。
トレーニングは目力UPだけでなく、視力低下を防いだり、視界をすっきりさせる効果も期待できます。
どれも今日からすぐにできる方法なので、鏡を見た時や目をリフレッシュしたい時にやってみてください。
目の周りには「眼輪筋」と呼ばれる眼球を丸く囲む筋肉が存在します。
「眼輪筋」はまばたきをする時に使われ、涙量のコントロールもしているので、疲れ目対策にも効果的です。
目の筋肉を解していくイメージで、目をあちらこちらに動かし、筋力アップを目指しましょう。
パソコンやスマホの見過ぎで視界がぼやけたり、ピントが合いづらくなった時にもおすすめです。
こちらも「眼輪筋」を鍛えるストレッチです。
細める時も見開く時も、おでこにシワが寄ったり眉毛が動かないように気を付けつつ、目だけを動かすようにしてみてくださいね。
おでこや目尻のシワが気になる方にも効果的です。
こちらは目元を温めて、血行を良くし、疲労回復を促す方法です。
水に濡らしたタオルを軽く絞り、600wのレンジで40秒ほど加熱します。
タオルが温まったら横になり、目の上に乗せてタオルが冷めてくるまでリラックスした状態で待ちましょう。
筋肉の緊張がほぐれて、目が開きやすくなる効果が期待できますよ。
また目の周りには自律神経の交感神経が副交感神経に切り替わるスイッチがある場所とも言われています。
目元を温めることでリラックス効果も得ることができるのです。
毎回ホットタオルを用意するのが面倒な方には、市販の使い捨てできるホットアイマスクや、電子レンジで繰り返し使えるタイプもおすすめです。
目元をリラックスしたい時にすぐに使えるので便利です。
まぶたのむくみは腫れぼったくなり目力も下がってしまいます。
まぶたがむくんでいるだけで、顔の印象はガラリと変わってしまう方もいるでしょう。
顔・まぶたがむくむ主な原因は以下の5つあります。
まぶたがむくむ原因は、上記のような理由によって血流の流れやリンパの流れが悪くなり、余分な水分が排出されずに体内に滞ってしまうからです。
寝ている間はずっと目を閉じているため、まぶたに溜まった水分をまばたきで押し出すことができないので、むくんでしまいます。
むくみは毎日のちょとした行動や生活習慣で防ぐことができ、改善もできます。
朝起きた時にまぶたがむくんでいるとガッカリしてしまいますよね。
朝からテンションが下がってしまいますが、スッキリ解消させる方法を行えば、むくむが取れて目力UP効果が期待できます。
生活習慣で夕食時は塩分を減らすようにしたり、寝る前の飲酒を避けるようにする方法がありますが、朝起きたときにむくんでいた場合、緊急で解消させる方法をご紹介します。
目元は温めると目力がUPが期待できるとご紹介しましたが、むくみを取るためには冷やしてクールダウンさせることも大切です。
ホットタオルと、冷たいタオルかタオルで包んで保冷剤を用意します。
先にホットタオルで目元を温めて、目元全体がじんわり温まってきたら冷やします。
温めると冷やすを交互に行うことで、徐々に目元がスッキリするのを感じてくるでしょう。
顔全体の血流とリンパの流れをよくして、むくむの原因となる余分な水分を排出させるには、マッサージが効果的です。
人差し指・中指・薬指の三指を使い、目の周りをやさしい力でゆっくりと内側から外側にクルクルと円を描くようにマッサージし、3周目でこめかみから耳たぶの下まで流していきます。
耳たぶの下の耳下腺にはリンパが溜まるリンパ節があるため、最後に耳下腺をほぐしていきます。
3セットくらい行えば顔全体の血流がよくなってきます。
まぶたがむくんだ!?目のむくみの原因やマッサージ方法について解説 >
目力をUPを目指す方法としてご紹介した「眼輪筋トレーニング」はまぶたのむくみにも効果的です。
眼輪筋を意識することで、余分な水分を排出しやすくできます。
3つの方法を行う場合には、上から順番に温冷で顔全体をスッキリさせてから、マッサージや眼輪筋トレーニングをしていきましょう。
まぶたがたるんでしまう原因や、目力をUPさせる方法をご紹介してきました。
目力があるかないかで、相手に与える印象も異なってきます。
特にコロナ禍で目元以外が見えにくい今、目元の印象は非常に大切なものとなっています。
女性の場合、アイメイクで目元の印象を強くすることはできますが、あまりやりすぎると化粧が濃く見られてしまいます。
目元の筋力をUPさせれば、いつでも目がぱっちりするため、化粧に頼らなくても済みます。
是非ご紹介した目の周辺の筋肉をほぐすトレーニングなど日々の生活の中に取り入れてみてくださいね。
パッチリとした目元で魅力的な人だと思われるようにしていきましょう!
2021.5.13